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飲食人が読んでも楽しめるマンガ5選

飲食人が読んでも楽しめるマンガ5選

幅広い年代が楽しめる娯楽として親しまれている漫画。「文化庁メディア芸術祭」や「マンガ大賞」、「全国書店員が選んだおすすめコミック」など、様々な漫画賞が開催されており、いまや日本を代表するカルチャーとも言える。

たくさんのジャンルがある漫画の中には、料理やグルメをテーマにした作品も数多くある。少年漫画で多いのは『中華一番!』や『食戟のソーマ』のような、料理バトルが繰り広げられるもの。しかし近年では、レストランを綿密に取材したものや家庭料理のレシピを紹介するものなど、実際に行ったり作ったりしたくなるような作品も多くなっている。今回は、プロが読んでも楽しめる漫画を新旧とりまぜて紹介する。

料理で何を伝えるのか? メッセージの込められた2作品

『大使閣下の料理人』 作:西村ミツル、画:かわすみひろし
日本大使公邸料理人として働いた西村満の経験をもとにしたエッセイ作品。高級食材の手に入りにくいベトナムでの試行錯誤が興味深い。政府高官や各国大使のための食事を作り、“気持ち”を料理に込める。料理で人々の心を通わせることができるかというテーマは、料理人にとって普遍なのではないだろうか。

『信長のシェフ』 著:梶川卓郎
平成から戦国時代へタイムスリップしてしまったフレンチのシェフを描く異色の作品。戦国時代では食材を揃えることも難しい中、「和睦を受け入れさせる料理」など、信長が出す無理難題に応える料理描写が見所だ。醤油の起源や山野草の種類といった豆知識的な情報も学べる。

飲食店の経営についてもきちんと描かれた3作品

『ラーメン才遊記』 作:久部緑郎、画:河合単
有名料理研究家を母に持ち、味覚が鋭く知識も豊富な主人公がフードコンサルティング会社「清流企画」に入社することからストーリーが始まる。前作『ラーメン発見伝』のスピンオフ作品で、ラーメンに関するうんちくがテンポ良く語られるという特長は健在。今作ではそれにプラスして、コンサルタント目線で経営について学ぶことができる。

『あさめしまえ』 著:北駒生
朝ごはん食堂「アサメシマエ」を舞台に、主人公の料理人日高元(ひだかげん)と周辺の人たちのエピソードを描く。基本的には、レシピ付きで食と人との結びつきを描くほのぼのとした内容。一方で、お客の要望にどこまで応えるべきか、メニュー決定の難しさなど、主人公の経営者としての側面も描かれている。個人店の経営を考える人が読めば、空気感を感じることができそう。

『アマイタマシイ〜懐かし横丁洋菓子伝説』 著:杉本亜未
商工会職員の柴田羽衣(しばたうい)と東大生の川島賀句(かわしまがく)が、天才パティシエの才能に惚れ込み、シェフ就任を依頼するというストーリー。パティスリーが次第に繁盛し、商店街に活気を取り戻す“商店街起こし”という一面もある。実際の店舗運営にも関わってくるブログやSNSを活用する描写もリアルに盛り込まれている。

 

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